なにかを成し遂げようと思うなら、耐えることを覚えなければならない。
成し遂げたいことが大きければ、それだけ長い期間、耐えなければならない。
なにごとも、忍耐力が必要と。
でも、忍耐力は、”鈍感”と紙一重でもある。
“耐える”とは、痛みや悲しみや苦労をしっかり受け止めて感じることであって、それらを感じないようになることではない。
鈍感に似た忍耐力は、逆に足を引っ張り、進むことさえ忘れてしまう。
耐えることに慣れてはいけない。
忍耐力がないのはダメだけど、耐えることに慣れてしまうのはもっとダメ。
鈍感になるくらいなら、いっそ忍耐力を捨てた方がいい。
いまのやり方をあっさり諦めて、次の道、別の方法に切り替えられるのだから。
前に進まなければ。
hijiri