芝居と音楽

先日、友人の芝居を観てきた。
 
芝居を観るのは好きだ。
純粋に楽しめる。
 
芝居と音楽。
表現方法は違えど、どちらも芸術である。
個人的な印象としては、音楽よりも芝居の方が、より文学的で哲学的なテーマをダイレクトに扱っていることが多い気がする。
“舞台”では、政治や戦争、社会問題など、一瞬息を呑むような、きわどいテーマが高らかに表現されている。
音楽でこういったテーマを扱うことは、なかなか、ない。
 
音楽、特に商業音楽においては、キャッチーでわかりやすいことが求められ、”表現の幅”に限界があるのだという。
 
表現の幅?
 
芝居も同様に、”舞台”から”テレビドラマ”など、不特定多数の人間に向けられたメディアになると同様の現象が起きる。
その作品を魅力的にしている、そこはかとない”毒”が根こそぎ抜かれ、浅く軽いストーリーに成り下がるケースが多い。
 
芸術は大衆化すると低レベル化する?
 
話を戻すと。。
 
とにかく、役者の演技はもちろん、脚本の出来が芝居の良し悪しを決める重要な要素だと思う。
自分は、脚本家含め、もの書きを生業としている人たちをとても尊敬している。
 
hijiri