コミュニケーションツールとしての言葉 「w」の意味の変化

(笑)

(^^)

「笑い」を表現するこれら3つのニュアンスの違いが分かりますか?

ネット上でコミュニケーションをしたことがある人ならなんとなく分かるかな?

ちなみに、

(^^)

(^^)

この2つのニュアンスの違いが分かるなら、あなたはかなりの上級者かもしれませんねwww

「笑い」には様々は種類があります。
大笑、爆笑、苦笑、作笑、冷笑、鼻笑、含笑、微笑、高笑、泣笑、失笑、、などなど。
人間は唯一笑う動物だとは言いますが、「笑い」ってほんとに表情豊かで、それぞれまったく違った意味になるんですね!
「笑い」ってすごいなぁ。

で、話を戻しますと。
最初の「w」は、もともとネットゲームから発生したネット用語で、昔は一部の人しか知りませんでした。
「笑い」の中でも、嘲笑の意味が強いと言われていました。

おめでとう(^^)

おめでとうwww

こう書けば分かりやすい。
前者は好意的な笑いに見えますが、後者はなーんか小馬鹿にしてる風にも見えてしまいますね。

だから、「w」を使う場合は、時と場合に注意しなければなりません。

ところが最近、Twitterなどで一般の人も「w」を連発しまくっています。
最初は、「使い方間違っているな、この人…」と思って見ていましたが、だんだんそうとは言い切れなくなってきました。
「w」に好意的な意味も感じはじめてきたのです。

おめでとうwww

が、好意的な「笑い」にも感じれるようになってきたのです。
時と場合によって。

正確には、その言葉を発する人と、その人との関係性と、前後の文脈によって。

不思議だなぁ、不思議だなぁ。

『コミュニケーションとは、複数の人間や動物などが、感情、意思、情報などを、受け取りあうこと、あるいは伝えあうこと。』by Wiki

言葉はコミュニケーションの道具のひとつです。
相手に感情や意思を伝える手段であります。

ネットコミュニケーションが一般的になり、「言葉」よりも、さらに感情や意思を伝えずらい「文字」だけでも、なるべく相手に感情や意思を伝えようとした人類の努力の結果が、絵文字や顔文字、さらには「w」というネット用語を生み出したのでしょう。

とか、大げさなことはどうでもよくて。。

文字だけのコミュニケーションには感情がないというのは大嘘で、実は、その文字だけでも、僕たちは相手の感情を汲み取ろうと必死に努力しているようです。
だから文字や言葉だけでも相手の人間性が伝わってくるんだなぁと。
また、普段「w」を接尾語のごとく連発している人でも、ネット初心者や初対面の人に対しては「w」を「(笑)」に変換して伝えるかもしれません。
言葉は一方的ではなく、やはり、相手ありきのコミュニケーションなんだなぁと。

付録:

ワロタww

クソワロタwwww

クwwソwワwwロwwタww

が実際にどの程度笑っている様を表現しているのか?という記事を読んだことがあります。

ワロタww ・・・ クス
クソワロタwww ・・・ ははは
クwwソwワwwロwwタww ・・・ わっはっは

だそうです。

おわり