プラグイン側の設定
1. 多言語化文字列の記述
多言語化の対象となるテキストを _e() などで記述しておく。
※_e() 内の文字列に日本語が含まれているとあとでエラーになるので注意。
_e('Add New', '{plugin-name}');
プラグイン内の翻訳ファイルのみを適用する場合は、第二引数を指定すること。
第二引数を指定しないと、WordPress本体の翻訳ファイルも適用される。
__(): 出力なし
2. load_plugin_textdomainの記述
load_plugin_textdomain('{plugin-name}', false, basename(dirname(__FILE__)).'/lang' );
この場合、plugin-nameディレクトリ内にlangディレクトリを作成しておく。
この中に翻訳ファイルを格納することになる。
Poedit
Poeditをインストール
1. 初期設定
名前とメールアドレス等、必要事項をあらかじめ入力しておく。
2. 新しいカタログを作成(ファイル>New Catalog)
Translation properties
適切な内容を記述。あとでもいい。
Sorces paths
パス: 対象のプラグインディレクトリ
Sources keywords
_e と __を追加
6. 抽出
plugin-namge/langディレクトリに、POファイルとMOファイルを作成(default.po、default.mo)
7. 保存
_e() のテキストが抽出されているのを確認して保存(ファイル>保存)
このカタログは一旦閉じる
念のためdefault.poをエディタで開いてみて確認
8. 多言語リソースファイルを作成
翻訳文字列を抽出しただけのPOファイルをリネームしてリソースファイル(POTファイル)にする。
default.po → default.pot
default.moは削除
POTファイルのSorces pathsの設定は消去しておく
“X-Poedit-Basepath: /Applications/MAMP/htdocs/wordpress/\n”
“X-Poedit-SearchPath-0: wp-content/plugins/plugin-name\n”
翻訳テキストのファイル名のパスもpluginディレクトリからの相対パスに書き換えておく。
8. 各言語用のファイルを作成
Poedit>ファイル>New Catalog from POT file
さきほど作成したリソースファイルを選択
Poedit上で翻訳して別名で保存。
日本語の場合、{plugin-name}-ja.poとなる。
同時に{plugin-name}-ja.moも生成される。
以上。
管理画面上で自動翻訳されていることを確認できればOK
Comments
[…] 英語・日本語の2カ国語くらいは網羅したいですよね。多言語化するためのファイル作成方法はこちら。 WordPress プラグイン開発者用メモ 多言語リソースファイルの作成手順 | hijiriworld Web […]